子宮頚がん(HPV)ワクチンについて 高校一年生の女子の方へ

       

先月(2020年11月)に神戸市からHPVワクチンのお知らせが届いたと思います。これは国の指示によるものです。リーフレットにはHPVワクチン接種後の副反応について詳しく書かれていますが、接種後1か月以上経過してからの症状は因果関係に乏しいという判断をしています。これで殆どの「被害者」はHPVワクチンとは無関係という判断がなされたことになります。これは数年間にわたる専門家による解析の結果です。

不安から接種を見合わせた方も沢山おられると思います。子宮頚がんになっても治療ができるから、という風に思われた方もおられるでしょう。でも子宮頚がんと診断されればごく早期であれば一部切除【円錐切除】ですがstage I からは子宮全摘となります。円錐切除をされた方も妊娠後出血や感染で子宮全摘がなされることも多いのです。「治療」は「予防」とは違います。「治療」では60%の患者さんの命は救えても子宮は救えません。是非、その点を考えて頂きたいと思います。今からでも2回は定期接種として無料で接種できます。

また、9価ワクチンのシルガード9が発売されるから、と思われている方もおられるでしょう。この9価ワクチンの申請から製造承認まで7年かかっています。発売までどれ位かかるか全く予想が出来ません。

https://ganjoho.jp/public/cancer/cervix_uteri/treatment.html