さの小児科クリニック
tel.078-926-121024時間対応診療予約
オンライン
 
診察予約
インターネット予約 インターネット予約 診察予約(オンライン)
インターネット予約
携帯端末からのご予約は左記のバーコードリーダーを読み取ってください
診察予約(オンライン) 音声ガイダンスにしたがってご予約ください
予約サービスについてのご利用方法。
ダウンロードしてご覧いただけます。
診察予約

ホーム > よくある質問
こんなときは?


子供が熱を出してひきつけました。どうすれば良いでしょうか?
5才以下の子供に見られる38℃以上の発熱に伴って起こるけいれんを熱性けいれんといいます。頻度は約10%で、10人に1人の子供さんに見られます。1才台が一番多く、次に2才台、1才以下の順です。ひきつけは通常数分以内に治まります。ひきつけた時は誤嚥を防ぐ為に横向きに寝かせましょう。ひきつけたからといってあわてて病院に行く必要はありませんが、次のような時には(夜間の場合は救急を)受診しましょう。I) 熱の原因がはっきりしない時 II)一日に何回もひきつける時 III) 熱が37℃台なのにひきつける時 IV) ひきつけている時の状態が左右対称でない時―――このような場合にはてんかん・脳内出血・髄膜炎などの可能性があります。明らかに風邪の症状があって、左右対称のひきつけが数分以内に治まるようであれば、あわてる必要はありません。でも、ひきつけた後は必ず、翌日にはかかりつけ医を受診して診察を受けて下さい。
ひきつけ予防薬(ダイアップ座薬)の使用について-------------
熱性けいれんは1回しかおこらない方が62%、2回起こる方が24%で、3回以上起こる方は14%です。予防の座薬は2回以上起こしたことのある方に使います。使い方はかぜなどをひいて熱が37.5℃以上になった時に1つ目を入れ、8時間後にも38℃以上の発熱が続く場合に2つ目をいれます。これで2日間は効き目があるので、それ以降熱が続いていても入れずに様子を見ます。解熱用座薬は必ずしも使う必要はありませんが、もし使われる時にはダイアップを入れてから30分後にして下さい。
りんご病と言われました。幼稚園・学校を休まなければなりませんか?
りんご病(伝染性紅斑)はパルボB19ウイルスによる伝染性疾患で、症状は頬・腕・大腿の発赤です。熱はあっても微熱の事が多いです。関節痛を訴える方もおられます。この病気は症状が出た時には感染力は弱まっており、発疹があっても元気であれば必ずしも、お休みする必要はありません。主治医の先生と相談して決められればよいと思います。
りんご病とはどんな病気でしょうか
りんご病は伝染性紅斑の一般名で、頬が赤くなりや手足にレース状の発疹が出る病気で春に流行することが多いです。原因はパルボB19ウイルスと呼ばれるウイルスです。このウイルスが体に入っても多くの方は何も症状は出ません(不顕性感染)。一部の方では感染後2週間位で発疹が出ますが、これは体の中にウイルスをやっつける抗体が出来てウイルスとの間に反応が起こる結果と考えられています。ですから、発疹が出た時点では他の人への感染は殆どなく、りんご病は発疹があっても本人が元気であれば登校(園)とされています。
  伝染性紅斑は15才までに約50%の方が罹患し、抗体ができます。そして年齢と共に抗体保有率が上昇し、大人になっても感染する方がおられます。女性の場合、強い関節痛が起こる事がありますが、リウマチと違い殆どの場合、1ヶ月で症状は軽くなり、関節の破壊も起こりません。
  パルボB19ウイルスは赤芽球(赤血球の元の細胞)に感染します。このウイルスに感染すると一時的に赤血球の産生が低下しますが、赤血球の寿命は4ヶ月あるので健康な方では貧血症状は出ません。しかし、生まれつき貧血の病気(先天性溶血性貧血)のある方では急激な貧血が起こります。
  また妊娠初期の妊婦さんが感染すると赤ちゃんにも感染し、流産などの原因となる事もあります。
とびひになると休まなければなりませんか?
とびひは皮膚にブドウ球菌や溶連菌が炎症を起こす病気です。病気が皮膚の広範囲の時や熱のある時は休まなければなりません。このような時には抗生剤の内服が必要です。病変が皮膚の一部の場合はそこに抗生剤の軟膏処置をして覆っていれば登園・登校しても構いません。
水いぼの治療にはどんなものがありますか?
水いぼ(伝染性軟属腫)はポックスウイルスによる伝染性疾患です。放置しても数ヶ月から2年位で自然に治りますので、少数の場合には何もせずに自然に治るのを待ちます。アトピー性皮膚炎の方では水いぼは拡がる傾向があり、痒みを伴います。そのような場合には治療する場合があります。治療法はピンセットで取ってしまう方法が確実です。また薬物を使う場合もあります。欧米ではカンタリジンという薬が使われていますが、日本では硝酸銀を使う方法が普及しています。
水いぼは人に感染しますのでタオルの共用は控えましょう。
タバコを食べてしまいました。どうすれば良いでしょうか?
乳児の誤嚥事故で最も多いのがタバコです。これを予防するにはまず、家でタバコを吸わない事です。タバコを吸われているご両親は赤ちゃんが出来た機会にタバコを止めましょう。ニコレットなどの禁煙補助薬もあります。
では実際に食べてしまったらどうでしょう。乳児のニコチンの致死量はタバコ1本分(10-20 mg)です。ですが、実際には乳児がタバコ1本を食べても中毒症状が出ることは余りありません。それはタバコが苦いために吐いてしまう事と、ニコチンが溶け出すのに時間がかかるからです。しかし、ジュースなどの空き缶を灰皿代わりにしたものを飲んでしまうと、すでにニコチンが溶け出しているため、量によっては中毒症状がでます。
赤ちゃんがタバコを食べてしまったら、まず、口の中に残っているタバコを出しましょう。それから出来れば湯冷ましなどを飲ませて吐き出せましょう。食べた量が4分の1本以下であることが分かっていれば、そのまま様子を見ればよいでしょう。どれ位食べたか分からない時、ジュースの空き缶の中の吸殻を飲んだときにはすぐに病院を受診しましょう。
ニコチン中毒の初期症状は腹痛・嘔吐・下痢・顔面蒼白などです。もし、そういう症状が出ればすぐに病院を受診しましょう。
アデノウイルス感染症と言われました。どんな病気でしょうか?
アデノウイルスは小児期のウイルス感染症の原因として多いものです。代表的な病気は夏に流行するプール熱です。プール熱はその名前の通りプールで感染する事が多かった(最近ではプールでうつる事は少なくなっています)病気で正式名は咽頭結膜熱といい、高熱・咽頭痛・眼脂を主な症状とします。咽頭結膜熱は学校指定伝染病の一つでこの病気に罹ると熱が下がっても2日間はお休みしないといけません。プール熱以外にもアデノウイルスは扁桃腺に炎症を起こし、高い熱が出ます(アデノウイルスによる滲出性扁桃炎)。当院で診断するのは殆どが、この扁桃炎で、扁桃に白い滲出物が付いていて、高熱があれば、まず、この病気を疑ってのどの検査をします。同時に眼の充血や眼脂が見られる事が多いです。残念乍ら、アデノウイルスに効く薬はありませんので、この病気と分かったら抗生剤をお出しすることはありません。高熱が5日間位続きますが、水分補給で様子を見ます。抵抗力の弱い乳児がアデノウイルスに感染すると肺炎などを起こすことがあるので要注意です。また、別のアデノウイルス(40型や41型)は白い便が出る下痢症を起こします。これも便で診断できます。
5才の子供がよく顔をしかめるのですが、チックでしょうか?
1)チックとはどういうものですか?
 チックとは体の一部に見られる、繰り返す動きや言葉で、癖の一種と考えられます。動きのチックとしては、強い瞬きや、顔をゆがめたり、頭を振ったりする1〜2種類の動きだけのことが多いのですが、肩をピクッとさせたり、足や身体全体を突っ張るような動きのこともあります。また、声のチックとしては、咳払いを繰り返したり、アッアッという叫び声が出たりすることがあります。多くの場合は1年以内には消えてしまいます。
 小児期には10〜24%の子どもにチックが見られるといわれており、かなり多いものです。多くが4〜7才で発症します。

2)原因は何かあるのでしょうか?
 生まれつきチックを起こしやすい脳の体質であろうと考えられています。チックの中でも、何種類かの身体の動きと声のチックを持つトウレット障害では遺伝する傾向があるといわれています。もし、そういう体質は弱いけれど、何らかのストレスのために出やすくなっていると考えられる場合は、お子様の周囲でストレスになる可能性のあるものを除くようにしましょう。約3分の1のお子様で誘引の可能性がある事柄があります。学校の問題や家庭の問題などです。しかし、誘引となる事柄を除けない場合でも、多くの場合は1年以内に消えますので、あまり心配されずに経過を見ましょう。

3)チックは注意しないほうがいいのでしょうか?
 チックは注意しても、その時だけの効果で、軽くなったり、直ったりするものではありません。叱っても、叱らなくても、時期がくれば直ります。また、接し方については、特に変える必要はありませんが、もし過度に干渉しているような所がありましたら、少し自主性を重んじてあげましょう。

4)運動会、学芸会の時にチックが強く出ますがーー
 チックは緊張するような行事があると、2、3日前から増加し、それが終わると1日で元の状態に戻ります。

5)トウレット障害について
 中には4、5才で始まって、10才頃に強くなり、中学校を卒業する頃に消えるという長い経過を示すチックがあり、トウレット障害とよばれています。このような状態は1万人に5人の頻度のまれなもので、殆どの方では1年以内に消えてしまいます。

6)チックに効くお薬
 チックにはハロペリドール(商品名はセレネース)というお薬が使われます。またリスパダールやカタプレスというお薬が使われることもあります。しかし、実際にチックの出るお子様に、お薬を使うことは多くありません。ただ、動きが大きく、急に手や足が大きく動いて、日常生活に支障が出るような場合や、一時的にひどくなったような場合に、短期間だけ使うという飲み方もあります。主な副作用は眠気で、寝る前に一回だけ飲むようにすれば学校生活には支障ありません。また、まれに顔や身体の筋肉が硬くなるような副作用がでることもあります。またアレルギー反応が出ることもあります。
小学校4年生の息子がまだおねしょをします。様子を見ていてよいでしょうか?(夜尿症)
1)夜尿はどれ位の頻度であるのでしょうか?
 おねしょをする子どもさんは5才では20%位ありますが、10〜11才では10〜15%位です。中学校の途中までで、殆どの子どもさんは直ってしまいます。ご両親からの遺伝もあります。ご両親が小さい頃に夜尿があって、治ったのなら必ず子供さんも治ります。

2)なぜ、夜尿はおこるのですか?
 これは一種の体質で起こります。原因は1つ目は覚醒障害、つまり夜尿のないお子さんでは眠っていても膀胱が一杯になると目が覚めます。ところが夜尿のある子どもさんでは目が覚めず、お布団の中でおしっこをしてしまうのです。2番目は機能的膀胱容量が少ないことです。つまり一回に膀胱に貯めておける尿の量が夜尿のない子どもさんに比べて少ないのです。3番目は一部の子どもさんでは、睡眠中に脳から出ている抗利尿ホルモンの分泌が少なく、尿を濃縮できないことです。また、一部の子どもさんでは水分の摂取が非常に多く、夜も我慢できなくて、たくさん水分を摂ってしまうことも見られます。

3)夜中に起こしたほうがいいですか?
 起こさないようにして下さい。夜間には抗利尿ホルモンの分泌され、尿の産生が少なくなるようになっているのですが、起こすとその分泌パターンが変わるので、余計に夜尿が治りにくくなります。

4)家ではどのようにすれば良いでしょうか?
 午前中は水分を十分摂って、午後は水分を余り摂らないようにします。夕食時には水分はコップ1杯位とします。寝る前には排尿します。

 また、膀胱訓練をして膀胱に貯められる尿の量を増やすようにします。具体的にはトイレに行くのを我慢して、少しずつ長く我慢出来るようにしましょう。できれば尿の量を測って頂いたほうが宜しいです。

 便秘がちな場合は便通をよくしましょう。

5)夜尿に効くお薬はありますか?
 夜尿に対しては、抗うつ剤(トフラニールなど)や機能的膀胱容量を増やすお薬(ブラダロン)が主に使われます。また抗利尿ホルモン(デスモプレッシン)の点鼻薬が使われることもあります。効果は高いです。

6)修学旅行が近いのですが
 修学旅行や林間学校などの時には先生にお願いして、お薬を寝る前に飲み、夜間に一度起こしてもらうことになります。6年生でも夜尿のある子どもさんはクラスに何人かいらっしゃる場合が多いので、余り気にされる事はありません。しかし、できるだけ旅行の3ヶ月前には、一度ご相談いただいて、生活習慣、薬物治療などで出来るだけ夜尿を少なくする方法をみつけておきましょう。

4才の娘が時々夜中に起きて走り回ります。大丈夫でしょうか?(夜驚症)
1)夜驚症とはどんなものですか?
 夜驚は、深い眠りでこわい夢を見て部分的覚醒状態になるために起こります。眠って1時間くらいして「怖い、怖い」といいながら走り回るような症状が出ます。普通、起きている時には身体が動いて、眠っている時には動きませんが、夜驚の場合には脳の中で覚醒と睡眠を調節している所がうまく働いていないのです。

2)親の育て方などに原因がありますか?
 夜驚は育て方というよりも、生まれつきの脳の性質によると考えられていますので、育て方には関係ありません。

3)何か、きっかけがありますか?
 約3分の1の子どもさんに夜驚の起こるきっかけがあります。これは楽しい体験(遊園地に行ったなど)のこともあれば、怖い体験(怖いテレビや本など)のこともあります。3分の2の子どもさんは特にきっかけとなりそうなものはなく、起こりやすい年齢になると出てきます。

4)夜驚症は何歳から何歳くらいまで起こりますか?
 夜驚の起こりやすい年齢は3歳から6歳くらいまでです。早ければ2歳半くらいから出ることもありますが、8歳以上から始まることは殆どありません。しかし、事故にあった、暴力を受けたなどの強い恐怖体験があれば、10歳くらいにも見られます。

5)赤ちゃんの夜泣きとは違うのですか?
 違います。赤ちゃんの夜泣きは真夜中から明け方に起こることが多いです。また、赤ちゃんの夜泣きには夜驚症のような怖がる表情は見られません。

6)夜驚症のこどもに普段どのように接したらいいでしょうか?
 接し方は普通で構いませんし、しつけのために叱るときは叱るべきです。旅行なども普通にされて構いません。

7)走り回る時には止めた方がいいですか?
 無理に止めようとするとかえってひどくなります。多くの場合は5分位で収まってきますので、静かになれば、やさしく声をかけてあげて下さい。また、寝ている周りにはガラス製品などは置かずに、怪我を予防しましょう。

8)夜驚症の治療法はありますか?
 夜驚は11時頃のまだご家族が起きてらっしゃる時間帯に起こることが多く、徐々に軽くなってきますので、普通はお薬は必要ありません。しかし、一晩に2〜3回起こり、1回が10分以上続くような時には、セルシンなどのお薬を寝る前に飲んでもらって、治療します。それで殆ど消えてしまいます。


投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。

〒651-2144 神戸市西区小山3丁目4-20
tel 078-926-1210

Copyright (C)2011 さの小児科クリニック All rights reserved.